テスラが5万4000台リコール 交差点の一時停止無視機能に批判
■記事引用
テスラが5万4000台リコール 交差点の一時停止無視機能に批判
https://jp.reuters.com/article/tesla-recall-idJPKBN2K703E
テスラが運転支援機能「FSDベータ版」を搭載した5万3822台の電気自動車について米国でリコールを実施することが明らかになりました。
一時停止の標識がある交差点の手前で完全停止しないまま通り抜けることができる設定になっており、米運輸当局から「衝突リスクが高まる」との指摘を受けたことが原因です。
テスラは「OTA」によるソフトウェア更新でこの問題を解消すると説明しています。
テスラ側からはコメントはしていませんが、どうやら人の運転習慣に倣い標識を無視することは問題ないと解釈していたようです。
人間もローリングストップ(車が停止線で徐行し完全に停止しない)動作を良くするだろうと考え、今回問題になった機能を搭載したようで、
人間らしさに近づけたことが仇になった格好です。
こうした不具合もOTAで修正可能ということでかなりアジャイルな開発スタンスを取ってるなと思いました。
何か不具合あれば、否を認め修正。日本企業ではこうしたやりかたは自動車産業では通用しないと感じました。