マイクロソフトがAI時代のパソコン「Copilot+PC」発表。新型Surfaceなどでクアルコム製チップを採用
マイクロソフトがAI時代のパソコン「Copilot+PC」発表。新型Surfaceなどでクアルコム製チップを採用
https://www.businessinsider.jp/post-287483
マイクロソフトが新たに「Copilot+PC」なるAI時代のPCの発表を行ったようで記事をシェアします。
マイクロソフトが定義するには、Copilot+PCは40TOPS(Tera Operation per Second:1秒あたりの兆単位での演算回数)以上の
演算能力を持つNPU(いわゆるAI用チップ)をチップセットに備えること、
終日レベルで使えるバッテリー性能、16GB以上のメモリー、256GB以上のSSDストレージを備えることが挙げられているそうです。
NPUが必要なのは端末側でAI処理を実行するからでそれなりに高いスペックが求められますが、
スマホでは既に実用されていることなので、それ自体は珍しいことではなく、
こうした流れは継続していくと考えられます。
個人的に驚いたのがSurface にSnapdragon X Eliteを搭載している点です。
いにしえの話ですが、wintelと言われるほどwindowsとintelはセットで語られていたことを考えると
クアルコムのsnapdragonシリーズがマイクロソフト本家の発売するSurfaceで採用されたことは時代の転換を感じます。
ベンチマーク結果も良好なようで、ノートPC向けの消費電力にしてはIntelのCPUと比較しても
ハイエンドモデルクラスの性能が出ているようです。
参考:https://gigazine.net/news/20240403-qualcomm-snapdragon-x-elite-geekbench/
Surfaceの流れを受けてか、各社からAI PCがsnapdragon採用で発売されているようで今後採用機が増えていきそうです。
https://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/omnibook_x_14_fe/
https://www.dell.com/ja-jp/shop/laptops/snapdragon/spd/xps-13-9345-laptop