「WWDC24」発表まとめ
5分でわかるアップル「WWDC24」発表まとめ–生成AIの「Apple Intelligence」、Vision Pro日本発売など
https://japan.cnet.com/article/35219928/
Appleが6/11早朝に「WWDC24」の基調講演を開催したそうで記事をシェアします。
初の生成AI関連の取り組みとなる「Apple Intelligence」が目玉の発表と言えるでしょう。
Apple Intelligenceは、iPhoneやMac、iPadで利用できる無料のAI機能としてiPhone 15 Pro(無印のiPhone 15は非対応)と
Mシリーズチップを搭載するMac、iPadで利用できるようになるとのこと。
足きりラインがかなり厳しいですが、先日のWindows機での話と同様に、
やはり端末側でAIを利用すると演算能力が相応に必要であるということかと思われます。
現在もSiriが利用できますが今回はOpenAIとの連携でGPT-4oが利用可能になるそうで、
個人情報の受け渡しは許可が必要という建付けです。
基本的にはクライアントサイドで動作するということですが、
個人的にはOpenAI自体はベンチャー的な気質のある会社なので、
どこまできっちり個人情報が保護されるか心もとなく感じます。
Appleの気質とは割と反対方向だと思うので、うまく融合できるかがポイントと思われます。
GoogleのGeminiの評判があまり芳しくないのと、AppleはSiriの独自拡張を諦めてOpenAI採用に舵を切ったので
当面はOpenAIがシェアを拡大する公算が大きく、寡占状態になるのか、
それともある程度ほかの会社と拮抗していくのかまだまだこれからの世界なので、
推移を興味深く見守りたいと思います。