国交省が10年で社会実装を目指す自動物流道路とは 「物流危機を転機とする」道筋を探る

自動物流道路とは、道路空間を活用した物流の専用空間を指します。
そこを無人化・自動化された輸送車などが走ることで、大量の物流を担うことが想定されています。
人手不足による物流危機を回避するためなどの理由により、国土交通省はこの自動物流道路の構築を計画しています。

目的としては以下です。
・物流負荷の高まり
・高規格道路ネットワーク構築の必要性
・物流における協調領域の必要性

社会実験としては、現在建設中区間(新東名の新秦野~新御殿場)を活用して実施するようです。
恐らく一定の成果をあげることが期待できますが、
問題はその後の実現性だと思います。

本格導入する際に、既存の道路を削って実現するとなると、他の周辺道路の混雑に影響しますし、
この自動物流道路の為だけに、道路を新設するというのも現実的ではない気がします。
また、荷物の積み替えは手動なのか、自動なのか、
無人運転時の荷物の位置管理をどうするかなど課題はまだまだありそうです。

いずれにせよ、解決しなければ課題なので、
今回の社会実装で何かしら効果が出せればと思います。

<元記事>
国交省が10年で社会実装を目指す自動物流道路とは 「物流危機を転機とする」道筋を探る
https://ecnomikata.com/ecnews/44146/

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