Yahoo!ショッピングの健全利用を目的として、
やらせレビュー削除と出店審査の厳格化を行っているようです。
記事によるとEC利用は増えていますが、それに伴いトラブルも増えているので、
対策が必要とのことでした。

・やらせレビュー削除
自己注文によるやらせレビューが散見しており、
該当投稿削除に注力。
また、過去の投稿からやらせの疑いがあるユーザーの傾向を分析して、
可能性の高い投稿を削除しているようです。

・出店審査の厳格化
出店側が商品を発送せずに逃亡する「未着詐欺」、ブランド品や化粧品の「偽造品販売」などの
トラブルが増えているよるです。
こうしたことから、ブランド直営店や正規代理店にマーク表示したり、
優良ストア認定なども行ってきたそうです。
それでもトラブルが尽きないことから、
出店審査を厳格化し、所在確認、過去利用時の規約違反有無、携帯電話・フリーアドレスの申し込み禁止、
eKYC導入による本人確認などの強化策を行っているようです。

記事によるとYahoo!ショッピングでは2027年度までに、
ストアとユーザー間の取引トラブルゼロを目標として掲げています。
ただ、こうした強化策を打っても、その裏や穴をついて不正を行う人が一定数いる以上、
トラブルゼロにするのは難しいように思えます。
今まで取り上げた記事はECサイトの売上をいかに増やすに関する記事でしたが、
今後はこうしたトラブルを減らすための取り組みなども増えていきそうです。

<元記事>
やらせレビュー削除に出店審査の厳格化　Yahoo!ショッピングの不正ストア対策
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1623660.html