日本航空(JAL)と電動キックボードの「Lime」は、電動マイクロモビリティの普及に向けた協業を発表しました。
ポート設置で協力するほか、JALマイレージバンク会員にLime利用で100円につき1マイルを付与するなどの連携を行うようです。

都市部では交通渋滞や観光客の増加に伴う移動手段の供給不足、
都市部以外では公共交通機関の不足によるラストワンマイルの課題が顕在化していおり、
電動モビリティシェアのLimeとJALが協力して、カーボンフリーで持続可能な移動手段として、
Limeの電動マイクロモビリティの普及を目指し、業務提携することになったそうです。

電動キックボードに対してマイルを付与するのは面白い取り組みだなと思いました。
航空業界と電動キックボードはあまり関係が無さそうだなと思いましたが、
観光地での利用も想定しているようです。
飛行機に乗って観光地に行き、現地の移動で電動キックボードを活用してもらうという、
ストーリーですね。

気になる点としては、昨今電動キックボードについては
利用マナーの悪さや安全性を懸念する声が上がっているなかで、
観光地現地からの反発を受けないかというところです。

こちらについても、
Limeは海外では既に280都市に至るさまざまな国での実績があり、
そのノウハウやサービスを展開できると語っています。
海外でのノウハウと日本での展開では話が違ってくる気もしますが、
この活動の取り組みがうまくいってサービスが広がるのかどうかは
気になるところですね。

<元記事>
JAL、電動キックボード「Lime」と提携　マイル付与やポート設置で協力
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1637385.html