西友を買収するトライアル 売上1.2兆円の小売大手の誕生

既に様々なところでニュースになっていますが、
トライアルホールディングスが、西友を子会社化するそうです。
子会社化を決めるにあたっては当然トライアルとしてもメリットが
あると判断してのことになります。

・九州を地盤としたトライアルにとって、西友とは商圏が重ならない
・スーパーのノウハウや人材、関東を中心とした店舗を取得可能
・祖業のシステムやリテールAIの開発に向けてのデータ獲得でシナジーの最大化に繋がる

買収により、トライアルはグループで1兆2,000億円規模の売上を誇る小売大手となります。
なお今回の買収では、西友側の店舗の統廃合や人員削減は行なわない予定だそうです。
あくまで質の高い人材を確保し、トライアル側との交流を通じてグループ全体での持続的な成長に
繋げていく狙いが見て取れます。

同社が開発するスマートカート「Skip Cart」を西友にも拡大し、
西友の来店客も便利で快適な買い物体験を提供できるとアピールしています。

トライアルは過去にも24時間顔認証決済をこのチャンネルで取り上げた経緯もあり、
新たな取り組みには前向きな姿勢を見せているように思えます。
スマートカートも然りですね。
こういった便利機能が関東圏の西友でも使えるとなると、
利用者の利便性は大きく向上しそうです。

<元記事>
西友を買収するトライアル 売上1.2兆円の小売大手の誕生
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1667996.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です