AWS、API経由でジェネレーティブAIを利用する新サービス「Amazon Bedrock」を発表
AWS、API経由でジェネレーティブAIを利用する新サービス「Amazon Bedrock」を発表し、ジェネレーティブAIに本格参入。テキスト生成、文章要約、画像生成など
https://www.publickey1.jp/blog/23/awsapiaiamazon_bedrockai.html
最近AIネタが多いですが、AWSも参入ということで記事をピックアップします。
Amazon Bedrockというサービス名でスタートするそうで、
用途に応じて適したAIモデルを選択して使ってもらうという建付けのようです。
スタート時点で以下4つのモデルが利用できるとのこと。
①Amazon Titan Amazonによる大規模言語モデル。人間と自然言語で対話し、テキストの生成や要約などが可能
②Claude Anthropicによる大規模言語モデル。対話やテキスト処理が可能
③Jurassic-2 AI21 Labsによる大規模言語モデル。スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語、オランダ語の多言語に対応したテキスト生成が可能
④Stable Diffusion Stability AIによるAIモデル。精緻な画像の生成が可能
また、特徴としてAmazon Bedrockは、Amazon S3にある20件程度のラベル付きサンプルを読み込ませることで、
大量のデータに注釈を付けることなく簡単にAIモデルを微調整することができるとのことで、
多少のカスタマイズ余地があるようです。
メガクラウドベンダーとしてはこれでマクロソフトはOpenAI、GoogleはBard、AWSはTitanと
(ちなみにアリババは同意千問という名前でAIモデルを開発中)
それぞれのAI製品が揃いこうしたAIをAPIで使っていくことは
ある程度デファクトスタンダードになっていくと思われます。
エンタープライズ領域での導入に向けたルール作りはこれからだと思いますが、
日本の場合はやはりこういう新しいものへの寛容性みたいなものは比較的低く、すぐ何かしらを問題視する傾向が強いので
もし導入するとなった場合も、何か一筆貰って導入するみたいな話になるのかもしれません。