セブン、太陽電池搭載トラック実証拡大
セブン‐イレブン・ジャパンは、福岡県で実施している、
店舗へ配送するトラックに太陽電池を搭載する実証実験を、
8月から宮崎県と鹿児島県に拡大するそうです。
同社は車体上部に太陽電池を搭載し、発電した電力を車両走行に活用する、
CO2削減の取り組みおよび効果検証を行なっているそうです。
この仕組みによって、車両走行に必要な軽油量を削減できる想定のため、
燃料コストの削減への影響も検証しているそうです。
実施エリアが、九州地方に偏っているのは、
日照時間が長いことが関係しているようです。
セブン‐イレブン・ジャパンではこのほか、
物流センターの建物への太陽光パネルの設置、
水素を燃料とする「FC小型トラック」の実証実験、
「EVトラック」の導入など、物流における環境負荷低減に
向けた取り組みを進めているようです。
最近物流関係については、自動運転や配送ロボットによる効率化の
記事を良く扱ってきましたが、太陽光パネル設置による、
CO2削減、燃料コストの削減の取り組みも広がっているようです。
太陽光パネルを活用した取り組みは、天候にも左右されますし、
初期費用もそれなりにかかるので、なかなか結果を出すのが
難しい取り組みにも思えます。
ただ、今回対象エリアを広げたことから、
一定以上効果があるのかもしれません。
今後の拡大状況及び他のコンビニがどう動くかについては
見ていきたいところだと思います。
<元記事>
セブン、太陽電池搭載トラック実証拡大
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1618748.html