Amazonが開発した「レジを使わない決済システム」が国際空港内の店舗にも採用

2020年3月11日(現地時間)、アメリカの主要空港内に飲食店や小売店を展開するOTGは、
ニューアークリバティー国際空港内に、Amazonの自動決済システム『Just Walk Out』を導入した店舗をオープンすると発表しました。
Amazonが開発した『Just Walk Out』は、専用のカメラやセンサーで客の持っている商品を検知して金額を計算し、
店を出る際に自動的に電子決済を行うというもの。専用のアプリなどをインストール必要はなく、
客は入店の際に入り口に設置された改札機にクレジットカードを挿入するだけで利用可能です。
2016年よりAmazonが展開する無人コンビニエンスストア「Amazon Go」で使用されています。

https://japanese.engadget.com/jp-2020-03-12-amazon.html

Amazonが開発したレジを使わない決済システムが

国際空港内にオープンするそうです。

AmazonGoは直営ですが、今回は運営の主体が

アメリカの主要空港内に飲食店や小売店を展開するOTGとなっており、

事実上のシステムの外販の形を取っているところが従来と異なる点かと思います。

これまでAWSはあくまでプラットフォームとしての振る舞いだったかと思いますが、

SI的なふるまいなのか、レベニューシェア的な組み方なのか、

契約スキームが気になるところです。

Amazonによると、「Just Walk Out」の導入は既存の店舗に専用の機器を設置するだけなので、

数週間で利用可能になるそうです。

AWSが主体でソリューション提供的なことをやり始めた場合は、当然利用基盤はAWSとなり

利用料が月額で定期的に入ってくるならソリューションとしての初期費では必ずしも

儲けなくてもよいという構造上の優位点がありますので

もし競合としてランナップを拡張し始めると、

既存の大手パッケージベンダは苦しい立場になる予感がします。

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