AI、セキュリティ、用途特化型コンピューティングの未来を切り拓く、Armの最新アーキテクチャv9を発表
■記事引用
AI、セキュリティ、用途特化型コンピューティングの未来を切り拓く、Armの最新アーキテクチャv9を発表
https://www.arm.com/ja/company/news/2021/03/31-3-2021-arms-answer-to-the-future-of-ai-armv9-architecture
Armが、約10年前ぶりに「Armv8」の後継モデルとして、
新たなプロセッサーアーキテクチャー「Armv9」を発表しました。
Armの最高経営責任者(CEO)であるサイモン・シガース氏いわく、
「今後出荷される3,000億個のArmベースチップの中核として、
汎用コンピューティングの持つ経済性、設計の自由度、入手の容易さを兼ね備えながら、
広範に普及し、セキュリティにも優れ、パワフルな用途特化型プロセッシングへの需要に応えていきます」と述べ、
セキュリティ面やプロセス技術面での強化をアピールしています。
今回のアーキテクチャーの大きなポイントとして、
コンピューティングにおける最大の課題は「セキュリティ」だと指摘し、
その上で、Armv9にハードウェアベースのセキュアな環境での演算を可能にする
セキュリティ技術「Arm Confidential Compute Architecture(CCA)」を導入することを発表しました。
CCAではOSやハイパーバイザーと分離された「Realm」と呼ばれる概念が用いられ、
各アプリケーションがRealmを用いてデータを管理することで、例えOSが破壊されたとしても、データを確実に保護することが可能になるようです。
また、世界最速のスーパーコンピュータ「富岳」の中核を支える「Scalable Vector Extension(SVE)」を拡張した「SVE2」を搭載するとのことで、
「SVE2は、画像処理・5Gシステム・VR・AR・機械学習といった幅広い用途での計算性能を向上します」としています。
セキュリティ技術のCCAは、クラウドコンピューティングのセキュリティを向上させると言われており、
個人情報の保護が必須とされている分野においては、非常に重要な存在になりそうです。