デジタル人民元、中国でウォレットアプリ試行版の配信開始
■記事引用
デジタル人民元、中国でウォレットアプリ試行版の配信開始
https://jp.reuters.com/article/china-currency-digital-app-idJPKBN2JE0IQ
中国でデジタル人民元ウォレットアプリ試行版の配信がモバイルフォン向けアプリストアで始まりました。
来月4日から始まる北京冬季五輪をデジタル元の国際的なアピールの場にする構えで、開幕一ヶ月前に合わせて配信したとみられています。
アリペイやウィーチャットペイでの支払いが主流となっている中国本土で利用者が出てくるのか疑問視する声もあります。
利用者側よりも、発行側のメリットとして、現金通貨についてはインフレとデフレであろうが常に無利子で流通していますが、
デジタル通貨が流通した場合、マイナス金利を定めることが可能になります。
現時点では、中国人民銀行はマイナス金利をつけることはないと説明していますが将来的には経済対策として実行する可能性はあると思っています。
デジタル通貨は、お金の流れを把握されることが可能になります。
そもそも中国社会では、自分の行動や履歴、信用情報といったものは、少なくとも公的機関の間ではほとんど秘匿できる可能性がないことが、半ば常識であり、
その中に通貨という存在が加わることは、政府の監視下にさらに置かれたような生活を強いられるように感じました。