グーグル、どんな会話もできる「最高」のチャットボットを発表

■記事引用
グーグル、どんな会話もできる「最高」のチャットボットを発表
https://www.technologyreview.jp/nl/google-says-its-new-chatbot-meena-is-the-best-in-the-world/

グーグルはニューラル・ネットワークを利用したチャットボット「ミーナ(Meena)」を発表した。
同社は、ミーナが他の既存のチャットボットよりも優れていると主張している。
ミーナは、ソーシャルメディア上の341ギガバイトもの膨大な会話データを使って訓練された。
オープンAI(OpenAI)の言語モデル「GPT-2」が訓練に使ったデータの8.5倍に相当する。
ミーナは、ほぼどんなことでも話すことができ、(悪い)冗談さえ考え出せるとグーグルは説明する。
幅広い話題を含む取り留めのない会話は難しく、ほとんどのチャットボットは会話についていけない。
ある時点で多くのチャットボットは意味をなさない言葉を発したり、
実世界についての基本的な知識が無いことをさらけ出したりする。
このような間違いを犯さないチャットボットがあれば、人工知能(AI)はより人間らしく感じられるようになり、
ビデオゲームの登場人物もより生き生きとしたものになれるだろう。

○参考記事
Googleが人間のように普通に会話できるAI「Meena」を開発 – GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20200129-google-meena/

人自身がAIと会話する際に、話す内容にまだまだ気を使うことが多くあります。
Googleが今回開発したチャットボット「ミーナ」では幅広い話題についていくことが可能だとGoogleは説明しています。
記事の中にもありますが、例えば、「テニスが好き」と人が話すと、「私もそうです。」とチャットボットは終わることが多いですが、”ミーナ”であれば、
「私もです、ロジャー・フェデラーにはなれないけれど!」
と冗談を加えて、飛ばしてくれるような回答を出すようです。

個人的にはゲームの世界に登場するコンピュータのキャラクターがこのように
会話をできれば、より世界観が楽しめる一歩に繋がると思いますし、
より発展していくきっかけになれそうな気がします。

ただし過去には、マイクロソフトが2016年にチャットボット「テイ」を公開したとき、何時間も経たないうちに、人種差別的な発言をするようになってしまったケースもあったので、人に攻略されてしまうチャットボットではなく、本当の意味で人をサポートする存在になってくれれば、非常に頼もしいです。

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