Unreal Engine追放問題でEpic GamesがAppleに絶対に負けられない理由

■記事引用
Unreal Engine追放問題でEpic GamesがAppleに絶対に負けられない理由
https://gigazine.net/news/20200828-epic-games-apple-unreal-engine-lawsuit/

App Storeで配信されるアプリに課される「30%」という手数料を不服として訴訟を起こしたEpic Gamesに対して、AppleがEpic Gamesの開発するゲームエンジンUnreal Engineをブロックするという報復措置を執りました。この一件について、Unreal Engineがブロックされるという事態がどれほどの余波を生み出すのか、IT系ニュースサイトのThe Vergeが解説しています。App Storeのアプリの売上に課せられる手数料を回避するため、Epic GamesはiOS版「フォートナイト」にApp Storeを経由せずにゲーム内通貨を購入できる新システムを実装しました。これに対してAppleはiOS版フォートナイトを規約違反としてApp Storeから削除しただけでなく、Unreal Engineの開発者アカウントを停止すると通達しました。

AppleとEpic Gamesの対立の行方についてはどうなるか非常に気になりますが、ゲームの「フォートナイト」以外にも影響を及びそうなことがあります。それは、ゲームエンジンの「Unreal Engine」も締め出しを受け、今後のあらゆるものに影響がでる可能性があります。「Unreal Engine」はゲーム界でも非常に有名で、「ファイナルファンタジーVII リメイク」などのエンジンにも採用され、ゲーム界では「Unreal Engine」を使用しているメーカーは非常に多いです。また、最近では映像の世界でも利用されています。それは、スターウォーズシリーズの実写ドラマ「マンダロリアン」で、 仮想セットとして使用されています。 加えて 自動車、建築物の視覚化という点でも役立てられており、もし開発者が他のエンジンへの切り替えを求められた場合、開発中のプロジェクトはすべて白紙となってしまいます。今後の審理がどのように進むのか気になるところです。

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