■記事引用
マイクロソフト、ディープフェイクを検知する新技術「Video Authenticator」を発表
https://japan.cnet.com/article/35159018/

Microsoftは米国時間9月1日、ディープフェイク対策のための新技術「Microsoft Video Authenticator」を発表した。
写真や動画の改ざんを検知し、本物である可能性をパーセンテージで表示するというもの。

同社はまた、改ざんされたコンテンツを検知するとともに、見ているメディアが本物であることをユーザーに示す新技術も発表した。この技術は2つのコンポーネントで構成される。1つ目は「Azure」に組み込まれるツールで、制作者がデジタルハッシュと証明書をコンテンツに追加できる。2つ目はリーダーで、ブラウザーの拡張機能などの形式をとり、証明書を確認してハッシュを照合し、そのコンテンツが本物である可能性が高いことをユーザーに示す。

マイクロソフトがディープフェイクを検知する技術「Microsoft Video Authenticator」を発表しました。
Face Forensic++の公開データセットを使用して作成されており、サンフランシスコにある、AI Foundationと提携し、
今年中には報道機関などの組織が利用できるようになるとのことです。
このツールは、マイクロソフトの研究開発部門であるMicrosoft Researchが、AIに関する社内の諮問機関である
工学・研究委員会の倫理・効果委員会が協力・開発したもので、
偽情報による脅威から民主主義を守ることを目的としたマイクロソフトの幅広いプログラムとのことです。

ディープフェイクの動画にも関わらず、疑わずに見てしまった人が事実と捉えてしまい、混乱を招いている現状を鑑みるに
今後もイタチごっこのようにフェイクを作る技術と、見抜く技術が双方に発展をしていく構図になるように感じています。