夜間無人営業の書店 LINE連携・QRで入店、セルフレジ会計

トーハンは、書店の夜間無人営業に関する実証実験を、
グループの山下書店世田谷店にて3月20日から実施するそうです。

もともと営業時間外だった夜間・早朝を無人営業化する取り組みです。
無人時間帯の入店管理・キャッシュレス決済には、Nebraskaが開発した
「MUJIN書店」のシステムを利用するそうです。
これはMUJIN書店の店舗実装第1号となります。

利用には、LINE公式アカウントの友だち追加をします。
店舗入口の電子ロックをスマートフォンで店舗ドア横のQRコードを読み込むと
認証・解錠され、入店することができます。
会計は完全セルフ・キャッシュレスで、購買履歴などはLINEで確認できる。
退店時の解錠操作は不要で、退店後は自動ロックされます。

利便性向上、売上拡大が目的とのことですが、
どの程度効果があるかは不透明です。
今まで無人店舗に関する記事をいくつか上げてきましたが、
その多くは飲食料品系でした。
飲食は夜間早朝で欲しいときにあると便利ではありますが、
書物となると、Kindleなど電子書籍でも対応できますし、
飲食と比べると緊急性は薄いように感じます。
もしかしたら、日中に書店に行けない人向けのサービスなのかもしれませんが、
需要がそんなにあるとは正直思えません。

とはいえこういった新たな試みは面白そうなので、
この実証実験がどうなるかは注視していきたいです。

<元記事>
夜間無人営業の書店 LINE連携・QRで入店、セルフレジ会計
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1486302.html

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