Microsoftは3/16、仕事のための副操縦士(Copilot)として、
「Microsoft 365 Copilot」を発表しました。
これにより、Word・Excel・パワポなどのOffice製品を横断的にAIを
フル活用できるようになります。
例えば、
「(指定した)文書とスプレッドシートのデータにもとづいて、
　プロジェクトの提案書を作って」と
プロンプトを入力すれば、提案書のドラフト(草稿)が作成されるため、
白紙からスタートする必要がなくなります。

他にも

・PowerPoint：簡単なプロンプト(指示文章)を入れるだけで、
　自動的にプレゼンテーションの作成が可能。
　「Wordの文章とストックフォトから5枚のスライドを作って」などと
　プロンプト入力するだけで、ベースとなるプレゼンテーションを作成可能。

・Excel：トレンド分析やデータビジュアライゼーションなどが可能。

などと実用化できればかなり作業を効率化できそうです。
もちろん手作業が一切発生しないわけではなく、あくまでユーザーを助けるものであり、
判断は人がするというという位置づけになるとのことです。

気になる点としては、ライセンスや価格が公表されていない点です。
かなり便利なツールであれば、マイクロソフトもそれなりに高価格での
ライセンスを設定することが考えられます。
効率化できるとなってもライセンス費が高くなると割に合わなくなります。
もしくは、序盤は安値で設定して、固定ユーザーが着き始めたころに値上げする
パターンも考えられます。

この先どうなるかは不透明ですが、これが普及すれば、
資料作成のやり方がガラッと変わってきそうです。

<元記事>
Microsoft 365 Copilot登場。Word・Excel・パワポなどAI全面展開
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1486536.html