AWSが20超の新サービス発表、オンプレにAWS基盤を置く「Outposts」も正式開始

■記事引用(中略あり)
AWSが20超の新サービス発表、オンプレにAWS基盤を置く「Outposts」も正式開始 | 日経 xTECH(クロステック)
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/01126/120400003/?P=1

米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)が2019年12月3日(米国時間)、
米ラスベガスで開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2019」の基調講演で20を超える新製品や新サービスを発表した。
AWSの将来の方向性を示す発表について、4つのカテゴリーに分けて紹介する。

1.クラウドを「エッジ」でも利用可能にするサービス
AWSのインフラ機器をオンプレミス(自社所有)環境で運用できるサービス「AWS Outposts」の一般提供(正式提供)
を始めたことを発表した。低遅延でのデータ処理を求める顧客や、社内の機密データを社外に出したくない企業の利用を見込む。

2.機械学習の統合開発環境「Amazon SageMaker Studio」
SageMaker StudioはWebベースのIDE(統合開発環境)で、機械学習モデルのビルド、学習、調整、デプロイを単一のインターフェースで行える。

3.アマゾンのECサイトの開発・運用ノウハウを生かした機械学習サービス
米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)がEC(電子商取引)サイトの開発・運用を通して磨いたノウハウを生かしたサービスの発表が相次いだ。
不正検知ツール「Amazon Fraud Detector」や、音声の感情分析などでコンタクトセンター運営を支援する
「Contact Lens for Amazon Connect」などがこれに当たる。

4.独自開発のハードウエア
「なぜ我々は高速にイノベーションを起こせるのか」。ジャシーCEOは基調講演の中で、その答えとして独自ハードウエアの開発を挙げた。
CPUに代わってハイパーバイザーの処理を担うチップ「Nitro」や、Armベースのプロセッサー「Graviton」などだ。

○参考記事
AWS、「Amazon CodeGuru」発表 機械学習したコンピュータが自動でコードレビュー、問題あるコードや実行の遅い部分を指摘 – ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/04/news087.html

アマゾン・ウェブ・サービスは米国時間の12月3日に、「AWS re:Invent 2019」の基調講演で20を超える新製品や新サービス
を新たに発表しました。特に今回注目したのは、Amazon CodeGuruです。

開発者はコーディングを終えたあとはプルリクエストにCodeGuruを追加するだけで簡単に使える仕組みで、現状、GitHubとCodeCommitをサポートしています。また、AWS自身のベストプラクティスが蓄積されており、並行処理に関する問題、リソースの不適切な処理や入力の検証に関する問題も指摘をしてくれるようです。

クラウドで実行されるアプリにとって、データ量の増加は、利用料金の増加という形で直接結びつきます。CodeGuruは、そうした非効率な部分を指摘し、改善の提案を行ってくれるツールのため、100行スキャンで0.75ドルとお値段も張っていますが、改善するための投資と捉えることもできるかもしれません。

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