ストリーミングの転送量を半減する新エンコード「H.266/VVC」発表

独Fraunhofer研究機構が、H.265/HEVCの半分の容量で映像をストリーミングできる、
新しいビデオエンコード規格「H.266/VVC」を発表しました。VVCはVersatile Video Codingの略。今秋にもエンコーダー/デコーダーソフトウェアを公開する予定です。

https://japanese.engadget.com/h266-vvc-fraunhofer-215010995.html

新しいビデオエンコード方式であるH.266/VCCが発表になりました。

現行の規格はH.265なので順当にバージョンアップされている感じだと思います。

ただし、現行2013年に登場したH.265規格については実はまったく普及しておらず、

実際はパテントを管理する団体が乱立して特許料が高額になって足踏みしている間に

主にWebでは2018年に登場したAV1という規格が使われているそうで、

H.265よりも圧縮率が高くロイヤリティフリーという特長を生かして

Google、Appleなどが採用して普及してきているようです。

H.266はAV1よりもさらに圧縮率としては高いようなので、

後発のメリットは現状では十分にある状況ではありますが、

権利問題がうまく処理できるのかという点が、普及のポイントになりそうです。

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