Rosebud AIが展開する、実在しないモデルに衣装の着せ替えを行う人工知能技術
■記事引用
Rosebud AIが展開する、実在しないモデルに衣装の着せ替えを行う人工知能技術
https://techable.jp/archives/131986Rosebud AIは広告などに使用できる、実在しない人物の写真を生成するツールを公開した。マネキンに着せた衣装をアップロードすると、その人物に着せた画像を作れるなど、その高いカスタマイズ性が話題を呼んでいる。
商品紹介やオンラインメディアなど、人物写真を使いたいニーズは高い。ストック写真では競合企業と同じものを使ってしまうリスクもあり差別化が難しい。また、自社でモデルを雇い、撮影を行うのはコストがかかるという課題があった。
近年は、人工知能技術を使って実在しない人物の写真を生成するツールが公開されてきた。本物と見分けがつかないような、驚くほど自然な出来栄えに仕上がっている。
Rosebud AIが2019年に公開したツールは、従来のものよりもカスタマイズ性を飛躍的に高めている。例えば、マネキンに衣装を着せた写真をアップロードすれば、実在しないモデルがそれを着た写真が生成できるのだ。
同社のツールを使えば誰でも簡単に、性別・民族・表情を入れ替えるなどの加工が行える。
Rosebud AIでは既に2万5000人以上の実在しないモデルが公開されていると言う。Eコマースサイトや広告など、人物写真を使うユースケースは多い。
○参考記事
AIが生成した“存在しない人物”が、一人ひとりに語りかける:ディープフェイクは実用化の段階へ
https://wired.jp/2020/07/21/covid-drives-real-businesses-deepfake-technology/
Rosebud AIが実在しない人物を作成し、画像のモデルとして利用できるツールを公開しています。
実際の写真を見ると不自然さは全く感じさせず、本当に実在する人物がいないのか?と疑ってしまうほどの仕上がりです。
ディープラーニングの技術は著しく発展しており、ディープフェイクによる実在する人物が喋っているようなフェイク動画が
出回ったりと、悪用をされそうな使い方も目に付きます。
今後の技術の発展次第では、別人の見た目で別の人が話すアバターなどが一般的に利用される未来が来そうだなと思いました。