JR東、車内販売セルフレジ化で無人営業
昨今セルフレジや無人営業のニュースは当たり前になりつつ
ありますが、列車内にまでその範囲が広がっているようです。
JR東日本は、リゾートしらかみにて、
社内サービスのセルフレジによる無人営業を
12/24より開始するようです。
本取り組みは2021年10月より試験搭載を行ってきましたが、
これがこの度本格運用となるようです。
利用方法は通常セルフレジと同様で、
商品のバーコードをスキャンした後、支払方法を選択し、
決済を行います。
※決済はSuica等の電子マネーとクレジットカードのみ
列車内の車内販売は人件費と売上の観点から
縮小傾向にありますが、この形式なら
人件費を抑えることができます。
一方で、導入コストに見合う売上があげられるかは
懐疑的で、本取り組みを目的に乗車数が増えるとは思えず、
あくまで既存の列車客が利用するものだと思います。
また、無人のため年齢確認が必要なアルコール類や、
ホットコーヒーは販売しないそうで、
客単価は下がっていきそうです。
ただ試験搭載をへての本格導入が決まったとのことで、
採算は取れているのかもしれません。
今後この手の形式が他の列車にも拡大していくかもしれません。