LINEとみずほフィナンシャルグループは”スマホ銀行”「LINE Bank」の開業に向けた
プロジェクトを中止すると発表したようです。
LINNE BankではLINEのユーザー基盤やUIを活かした新たなスマホ銀行を目指し、
みずほ側はLINEユーザーの若年層の開拓に期待を寄せていたようです。
断念理由については「両者で検討した結果、安心・安全で利便性の高いサービス提供には
更なる時間と追加投資が必要」と書いてあります。

実態はここ数年何度かシステム障害を起こしているみずほ銀行のシステムに繋ぎ込むのが
難しかったのかもしれません。
そもそもLINEは系列にPayPay銀行（三井住友銀行が出資）を抱えていることも
関係している可能性があります。

記事の最後には設立準備株式会社の解散・清算手続きを進めるとありますが、
2018年に発表してから4年以上かけてここまで進めてきたことを考えると
かなりの金額になるのではないかと予想されます。
同時にみずほ銀行としては今後スマホ銀行へと事業を広げるにあたって、
設計面やパートナー選定面で厳しい立場になってきたようです。

<元記事>
LINE Bank開業を断念。LINEとみずほ「期待に沿うサービスが見通せない」
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1489497.html