東急田園都市線、カードでタッチ乗車を30日開始 首都圏の課題と狙い

東急電鉄は、8月30日から「クレジットカードのタッチ機能」と
「QRコード」を活用した乗車サービスの実証実験を
田園都市線全駅で開始するそうです。

この手の自動改札機のクレカ、QRコード対応のニュースが徐々に
増えてきたなと思います。
今回田園都市線と世田谷線限定とのことで、
乗り入れしている地下鉄や、他の東急線沿線に乗り換えた場合は、
どうなるのだろうと思いました。

今回の仕組みでは、タッチ決済”だけ”では乗車できない仕組みになっており、
事前に田園都市線乗り放題券を購入する必要があるようです。
乗り放題券を購入した後は、クレジットカードのタッチやQRコードで
乗車できるようになるようです。

路線を限定した乗り放題券にどれだけ需要があるのだろうかと、
疑問に思います。
利用しようと思う層は大分限られるので、実証実験の意味を
見出せるか難しいところです。

ただ一方で、この手の仕組みをいきなり全線展開するとなると、
改札機等ハードの問題や、運用面の問題などの規模が大きくなってしまいます。
路線を絞ることで、これらの影響範囲を抑えつつ、
リリース時期を早めることに成功したのかもしれません

今後、他の線にも拡大していくのか、実証実験失敗で、
拡大は諦めるのか、については見ていきたいと思います。

<元記事>
東急田園都市線、カードでタッチ乗車を30日開始 首都圏の課題と狙い
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1527240.html

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