大和ハウスグループ3社、メタバース空間「D’s BIM ROOM」で設計業務の効率化目指す
大和ハウスグループ3社、メタバース空間「D’s BIM ROOM」で設計業務の効率化目指す
https://japan.cnet.com/article/35208103/
VR/MR空間で設計業務の効率化を目指すプロジェクト「D’s BIM ROOM」の記事をピックアップします。
「D’s BIM ROOM」の「BIM」とは、デジタルモデリングを使用して、
初期設計から建設・保守・廃棄に至るまでの建築資産のライフサイクル全体にわたる
情報を管理する仕組みを指す言葉だそうで、建設予定地に構築したメタバース「D’s BIM ROOM」に入ることで、
実寸大で建物の外観イメージや色味、周辺環境との距離感などをリアルに近い形で体験することができるようです。
単に画面に表示されるよりも主観的な映像になるため、
小さい4辺のサンプルではなくて大きい空間に敷き詰められたときにどういう感じになるのかであったり
大小の感覚も直感的に分かりやすいと思うので、今後間違いなく普及が進んでいくと思います。
今はRC(鉄筋コンクリ)のみだそうですが、そのうち戸建て向けにも広がっていくと思われます。
実装は大和ハウスがtrussという建材管理のシステムと
南国アールスタジオ社と組んでいるそうで、この会社はたどっていくと
大和ハウスの情報子会社のフレームワークスのグループ企業の南国ソフトの子会社
ということで、基本的に自分たちの資本の中でシステム構築していっている点が
ストロングポイントなのかなと感じます。
個人的にはWEB系のシステム開発と建築の開発は近いものがあると感じており、
毎回与件が微妙に異なり、流行り廃りもあり、過去のもの流用すると早いが、
クライアントワークなのでお客さんに出来上がりイメージを見せながら進めていくあたりは
近い部分があるように感じます。
今後はさらにAIでの設計の効率化へと進んでいきそうですね。