■記事引用
Google、Androidでも「プライバシーサンドボックス」導入の複数年計画
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/17/news073.html

Googleは、Androidアプリにおいてプライバシー保護を強化した新しい広告ソリューションを提供するため、今後複数年にわたりAndroid向け「プライバシーサンドボックス」の開発に取り組むと発表しました。
このプライバシーサンドボックスでは、利用者のデータをサードパーティーと共有することを制限するほか、データを秘密裏に収集されるリスクを抑えるために、アプリと広告SDKの連携の安全性を高める手段を探るとしています。

Googleが公開したブログ記事には、Appleの名前こそ出していないものの、「Googleとは異なるアプローチを取っている他社」が「アプリ開発者や広告主が使用している既存のツールを極端に制限すること」に重点を置いているとの批判の言葉が
並んでいます。一方で、今回のGoogleのプライバシーサンドボックスは、「利用者のプライバシーを保護する代替手段」をまず提供するものだと主張し、
「プライバシー保護を強化した上で、効果的な広告ソリューションを構築する」ことを目標としており、アプリ開発者や事業者にとっては、モバイルでのビジネスの成功を果たす手段になるとしています。

Googleは、Appleの方向性に対し、プライバシー保護と開発者のビジネス両方に悪い結果をもたらす可能性があると考えているようで、
AppleとGoogleの方向性の違いが今後どのように広告市場に影響を与えていくのか気になるところです。