アクセンチュア:ESG経営の時価総額への寄与度をAIで可視化する

アクセンチュアがESG(環境・社会・企業統治)経営の
企業価値への貢献度を測定するAIソリューション
「AI Powered Enterprise Value Cockpit」を発表したようです。
測定に必要な作業(データ収集、分析、見える化)がAIにより
最適化できるとのことです。
ただ個人的にはそんなにうまく行くのか?といった疑念もあります。

AIを活用する記事は毎日のように多方面で上がっています。
その多くは以下のジャンルと思います
(需要・販売予測、問合せ対応、業務の効率化&最適化)
経営指標で活かす事例は珍しいなと思い取り上げてみました。

従来企業の価値は、財務情報をベースとして判断されてきました。
昨今の激しい環境変化により、「目に見えない資本の価値」を
多くのステークホルダーが重要視され始めているようです。
実際、2020年に製薬会社「エーザイ」がABeam社と提携して、
ESG KPIを明らかにしたという事例があります。

これをAIにて効率化・最適化を実現するのが今回の仕組みのようです。
記事で紹介されているダッシュボードは見やすく、
実現できれば画期的なものとなりそうです。
ただ、この手の「データ収集」、「分析」、「可視化」は構想は描けても、
実現が難しかったりすることも多いです。
そのため、こんなにきれいに行くのかな?というのが正直なところです。

別記事で既にKDDIでの導入が決定されているようで、
そこでの結果がどうなるか気になるところです。

<元記事>
アクセンチュア:ESG経営の時価総額への寄与度をAIで可視化する
https://enterprisezine.jp/article/detail/16439?p=3

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