マクロに替わる、マルウェアの新たな感染経路開発が加速の見込み チェックポイントがレポートを発表
チェック・ポイント・リサーチが
「サイバー攻撃トレンド 2022年中間レポート」を発表したそうです。
いくつかのサイバー攻撃の加速について紹介しており、
セキュリティ対策の難易度が上がっていくなと感じました。
あまりセキュリティに関する記事を上げてこなかったので、
今回はこちらを取り上げてみました。
・ランサムウェア組織の細分化
近年は組織の大規模化が進んでいたが、
今後は「少数の大規模グループ」→「多数の中小規模グループ」。
組織の存在を効果的に身を隠して活動することが可能になる。
・電子メールを介した感染ツールの多様化
Micorosoft Officeがインターネットマクロをブロックする機能を
デフォルト実装した。
マルウェアファミリーの新たな感染経路の開発が加速する。
・ウクライナ情勢による劇的変化
ロシアのウクライナ侵攻に対する、国際的なサイバー攻撃。
モスクワ取引所のWebサイトダウンや銀行を標的にした
サイバー攻撃の活発化
私の予想と大きく違ったのは、
「電子メールを介した感染ツールの多様化」でした。
Microsoftがブロック機能対策を行うことで、
セキュリティ被害は減るのかなと思っていました。
実際は関係なくて、ブロック機能対策をすり抜けるための
開発が進むだけで、被害が大きく減ることは無さそうです。
むしろセキュリティ対策がこれまで以上に難しくなりそうです。
記事にしてみて、「変化の激しい世の中に対応を」というのは
通常のシステム開発だけでなく、セキュリティ対策にも
当てはまるんだなと感じました。
セキュリティに関する記事については、
今後も上げていきたいと思います。
<元記事>
マクロに替わる、マルウェアの新たな感染経路開発が加速の見込み チェックポイントがレポートを発表
https://enterprisezine.jp/news/detail/16449