PayPayが不正利用対策強化でクレジットカード本人認証サービス「3Dセキュア2.0」対応
PayPayが「3Dセキュア2.0(EMV 3Dセキュア)」に対応したことを
9/21(水)に発表したようです。
・従来の「3Dセキュア1.0」
カード所有者が登録したパスワードで認証
認証画面を必ず表示する
・今回対応した「3Dセキュア2.0」
ワンタイムパスワード、生体認証
不正利用のリスクが高い場合のみ認証する
パスワード忘却リスクがなくなるのと、
認証が必要な場面が限られるので、
利便性が上がると共に離脱率が下がりそうです。
記事によるとPayPayでは既にSMSによる2要素認証や、
金融機関口座を登録する際の「eKYC」を導入しており、
不正利用発生率は2021年で0.001%に抑えてきた
ようです。
今回の「3Dセキュア2.0」対応により、
更なる強化がされそうです。
今後パスワードの認証については、考え方が
変わってくるかもしれません。
富士通の社内セキュリティ審査では、
パスワードは必ず複雑なもの、2段階認証推奨が
基準となっています。
3Dセキュア2.0の思想のように、
ワンタイムパスワードを、
不正利用のリスクが高い場合のみと
なるかもしれませんね。
<元記事>
PayPayが不正利用対策強化でクレジットカード本人認証サービス「3Dセキュア2.0」対応
https://webtan.impress.co.jp/n/2022/09/26/43376