動画を送れる「110番」 10月から全国でスタート

警察庁は、「110番」の通報者がスマートフォンで交通事故などの
現場の映像・画像を送信できる新システムを
全国の都道府県警で10月1日から試験運用開始するそうです。

これだけ聞くと、通報の品質が上がりそうだと
期待できそうです。
というのも、通報は基本電話での会話がベースとなるので、
音声でのやり取りでは限界があると思います。
事故or事件現場の状況を口頭で伝えるよりは映像・画像で
伝える方が、より正確に伝わりますね。

ただ、フローを見ると本当にこれでいいのか??
と突っ込みたくなるものがあります。

①通報者:110番通報
②警察側:警察から映像送信依頼(One Time URLの送付)
③通報者:②のURLにアクセス
④通報者:留意事項に同意
⑤通報者:撮影開始

通報には1刻1秒を争うものがあると思います。
こんなことをしていたら、事態がより悪化したり、
重要参考人が逃げ出したり、証拠が押さえられなくなる可能性が
あると考えられます。

通報すべき緊急事態があるならば、
先に動画・画像を撮影してそれを警察へ送付する仕組みを
確立するべきと思います。
iPhoneなんかはパスコードを入力しなくても
SOS電話はできるようになっていますが、
これの動画版があっても良いかもしれませんね。

<元記事>
動画を送れる「110番」 10月から全国でスタート
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1442067.html

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