Google I/O 2023

[速報]Google、責任あるAIを実現するとして、画像にウォーターマークとメタデータの埋め込みを進めると発表。Google I/O 2023

https://www.publickey1.jp/blog/23/googleaigoogle_io_2023.html

本日よりGoogle I/O 2023が開催中なので記事をピックアップします。

当然ながらAI関係の発表が多くサービスの拡充も目についたのですが、

個人的に中でも注目だと感じたのが、AI Responsibility(責任あるAI)実現のためのアプローチとして

ウォーターマーキングとメタデータへの注力を表明した点でしょう。

ウォーターマーキングとは主に著作権保護などの目的から画像や映像などのデジタルコンテンツに

識別用情報を追加する電子透かしのことを指すようです。

基本的にAIがやっていることは著作権があると思われるデータを学習に使って

結果を出力しているのですが、AIに学習させることを著作権的にどう取り扱うべきか

定義されていないと思うので、ルールメイキングがどういう形で落ち着いていくのか注目だと感じますし

Googleはその主要プレイヤーであると考えます。(OpenAIにその政治力はないと思われる)

生成AIが普及していく中で、デジタルの世界でクリエイターをやっている人たちは、

作品がメジャーになれば勝手に学習の対象になり簡単に作風を模倣されたものを生成されてしまう

というのは非常に厳しい状況だと思います。

(例えばワンピース風のイラストにして、というと尾田先生っぽいテイストで元画像をイラスト化したりできるようです)

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