サーバレスと機械学習サービスを利用したリアルタイム不正検知

オンラインショッピングでのリアルタイム不正検知を行う
技術をAWSのブログでアップされていたので、紹介します。
Amazon Kinesis Data Firehouseにて、トランザクションデータを
ローディングし、Lambda経由で、Amazon Fraud Detectorにて、
不正データか否かの判断を行い、怪しいデータを発見した場合は、
Amazon SNSを通じて、通知が来るようになります。

不正データか否かの判定を行うAmazon Fraud Detectorでは
機械学習を駆使しており、クレジットカードの不正利用や
アカウントハックなどを、行動のパターンや特徴を
学習します。また、それとは別にカスタムルールを設定することも
できるようです。

オンラインショッピングでの不正利用については、
クレジットカードの請求データを消費者が見てから
気づくケースが多いと思うので、こうしてリアルタイムで
検知できる技術は有用に思えます。
ただ、この技術では不正なトランザクションデータをリアルタイムで
検知できるものの、防止するところまではなかなか難しいようです。
現在の技術を駆使すれば防止まで行けるのかもしれませんが、
正常取引データを拒否してしまう可能性があることを考えると
なかなか難しいのかもしれません。
今後このあたりの技術制度が向上すれば、
不正なトランザクションデータ発生も防止することができるかもしれません。

<元記事>
サーバレスと機械学習サービスを利用したリアルタイム不正検知
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/real-time-fraud-detection-using-aws-serverless-and-machine-learning-services/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です