【物流2024年問題】三井不動産、物流DXで最大出荷キャパシティ倍増、人件費20%削減

物流2024年問題が差し迫ってきており、この手の記事が目立つようになってきました。
三井不動産が物流DXを推進し、人件費を削減しつつ最大出荷量を増やすことが
できたようです。
記事ではその取り組みを2つ紹介していました。

・物流センター積卸場所予約機能
物流センターの積卸場所については、時間帯によってはかなり集中するようで、
ひどいときは3時間待ちになることもあるようです。
こちらがドライバーの長時間残業の要因の一つにもなっています。
そこで、運送会社が配送依頼を受けたら、予約システムで空き時間を探し、
積卸場所を予約できる仕組みを実現しました。
これにより物流センター到着時の待ち時間を削減することができます。
交通状況により予約時間通りに辿り着けない場合が気になりますが、
平均で63.3分の待ち時間削減が実現できているとのことで、
通常時は特に問題なく運用できているようです。

・ロボットピッキング
ロボットピッキングは過去にもいくつか紹介してきました。
ロボットが対象の商品棚に移動して、商品をピッキングしてくれるものでした。
この記事で紹介しているものは、更に梱包する段ボールの組み立てまで
やってくれるようです。
これにより人手の作業はかなり削減することができそうですが、
ロボットを導入・運用する費用と比べて採算がとれるかは気になるところです。
人手不足問題を解決という意味では、梱包原価では多少採算をとれなくても、
出荷量を増やすことで、トータルでプラスにすることもできるかもしれません。

今後もこの手の記事は増えていくと思うので、
気になったものは随時アップしていきたいと思います。

<元記事>
【物流2024年問題】三井不動産、物流DXで最大出荷キャパシティ倍増、人件費20%削減
https://enterprisezine.jp/article/detail/17876?p=2

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