イオンネクストは、AI及びロボティクス機能を導入した、
日本初の顧客フルフィルメントセンター（CFC）を物流拠点とする、
オンラインマーケット事業「Green Beans」を、7月10日より
本格稼働しました。

イギリスのOcadoと提携し、AIロボットを駆使したオペレーションと
ロジスティクス、パーソナライズされたUI、鮮度管理など、
新たな体験を提供するそうです。

以下その他主なポイントです。
・1週間鮮度保証する野菜に、鮮度＋マークを対象商品に提供
　徹底した温度管理や産地の選定により実現。
・品ぞろえを約2万品目から1年以内に5万品目に拡大予定。
　独自のAIによって在庫数を管理し、品切れを最小限に抑える。
・新機能スマートカートでは購入履歴に基づいてAIが、
　おすすめ商品（複数）をワンクリックでかごに入れる。
　カゴに商品を追加する体験から、AIがオススメした商品の中で、
　いらないものだけを削除する体験へと変更。
　省力化及び、ついで買いの誘発
・料理化による献立提案、100レシピ以上を公開
・ラストワンマイルを自社にて行い、質の高い配送サービスを実現
　配送ルートはAIが1秒間で1,400万通りを計算し、最適ルートを導く
・ロボットによるピッキングで6分間で50個の商品を捌く。
　人力の場合同様、重い商品・かたい商品を下に積むようにする
　
などなどと、AIやロボットなどを最大限に活用したサービスとなっています。
オススメ商品については、これだけ技術を駆使するならば
購入履歴だけでなく、様々なデータを分析して、
より精度を高めれば良いのになとも思いました。
もしかしたら購入履歴は表向きで、裏では別ロジックが絡んでいるのかもしれません。
もしくは、カートにまとめて入るので、購入可能性が低いものが
混入することを避けるために、あえて購入履歴だけにしているのかもしれません。

対象地域も徐々に広げる予定となっており、
既存の他社のネットスーパービジネスを脅かす存在になるかもしれません。

<元記事>
イオンの新ネットスーパー「Green Beans」7月10日スタート
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1514687.html