ネコ型配膳ロボットが、日本市場で急成長できた3つの理由
ネコ型配膳ロボットが、日本市場で急成長できた3つの理由
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2308/21/news017.html
最近ファミレスなどでよくみかける配膳ロボの会社Pudu RoboticのTOPインタビューが
興味深かったので記事をシェアします。
日本法人の設立からわずか2年で、配膳ロボット7500台、
ワールドワイドでは6万台を売上ということで、だいたい単価が300万くらいみたいなので
おそらく2000億くらいの売り上げはあり個人的には既に結構な大きさの企業になっているのだなと感じました。
比較的垂直統合的に事業をやっているようで多くは内製のようです。
デザイン・耐久性・サポートなど基本的な部分のスペックがしっかりとしており急成長しているとのこと。
ロボットではトップシェアのようで大手の実績が多く、なかなか他社が追いつけそうにないような印象を受けました。
今後の高機能化の方向性としてはAPIなどでプログラマブルにコマンドを指示できたりするように
なっていく方向性だと思うのですが、そうなると、Pudu Roboticは深センの企業で中国籍ですから、
昨今の微妙な国政情勢を踏まえて、どこかで規制がかかる気もしており、
西欧諸国でこの手の分野のリーダーはいないので、日本としてはチャンスがまだありそうですが、
製造業のベンチャーで成功している事例を全然聞かないので、難しいですかね・・・・
使い方としては配膳だけではなくて当然今後さまざまな形で(例えばECのピッキングにも使えると思います)
利用されるようになるであろうことを考えると、
WEB/アプリとロボットをつないでいくような新規の案件も出てくるのかなと感じます。
余談ですが、先日フィリピンへ旅行へ行ったのですが、
ファーストフード店などですかいらーくなどで見る配膳ロボと同型のロボが展開されており、
ワールドワイドで展開されているっていう話は本当だなと思いました。