Appleは間もなくオンライン上のトラッキングをセキュリティ上の脆弱性と同様に扱うようになる

■記事引用

Appleは間もなくオンライン上のトラッキングをセキュリティ上の脆弱性と同様に扱うようになる – GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20190820-apple-treat-online-tracking-security-vulnerability/
Appleが中心となって開発しているオープンソースのHTMLレンダリングエンジンの「WebKit」が、
公式ブログ上で新しい追跡防止ポリシーの「WebKit Tracking Prevention Policy」を発表しました。
この追跡防止ポリシーにより、Appleはオンライン上で使用されているトラッキングツールの多くを
セキュリティ上の脆弱性と同様に扱うようになると海外メディアのTNWが指摘しています。

参考記事:Apple 、またしても「 アンチトラッキング 」を厳格化:「問題の規模が大きすぎる」
https://digiday.jp/platforms/the-scale-of-the-problem-is-enormous-apple-flexes-strong-anti-tracking-stance/

ちょっと前にsiriの録音を、人が品質向上のために聞いており、謝罪をしたところのアップルですが、
アドテクベンダーのウェブトラッキングからユーザーを守るための施策を打ち出していたようです。

この施策によって、複数のウェブサイトに対するシングルサインオンが使用できなくなる可能性があり、
アドテクベンダーでもFacebookやGoogleのようなテック大手でも、
クロスサイトターゲティングの目的でCookieを使い続けることを封じられてしまいます。よって、アップルのデバイスでリターゲティングができなくなり、広告ビジネスに大きな穴が空くことになりそうです。

デジタルマーケティングの中で情報を獲得する手法であったCookieへの規制が高まり、次のデジタルマーケティングの主な武器は何になっていくのかと気になりました。

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