W3C発行のHTMLがすべて廃止された日
■記事引用
W3C発行のHTMLがすべて廃止された日
https://www.mitsue.co.jp/knowledge/blog/frontend/202102/08_0910.html
W3C(World Wide Web Consortium)の勧告により、HTML5が廃止となっています。
HTML5はどのように誕生したかというと、
2012年にW3CとWHATWG(Apple・Mozilla・Operaの3社によって設立された)のHTMLが分裂。
WHATWGがW3Cに対し、「HTMLの改善をしてほしいと」と要望し誕生したのが、HTML5でした。
しかし、この後もW3CとWHATWGのスタンスの足並みが揃わず、「W3CのHTML5」と「WHATWGのHTML」
が共存する世界となっていました。
この状況がしばらく続きましたが、2019年にW3CとWHATWGが協力し”HTML Living Standard”を
標準とする方向を打ち出し、ついにこの2021年1月29日にWHATWGのサイト上にある
HTML Living Standard7 が正式に W3C Recommendation(勧告)として発表されました。
ただまだ完全に決着がついていない仕様もあり、最終的な形はどうなるのか非常に気になるものです。
○参考記事
どうしてHTML5が廃止されたのか-フューチャー技術ブログ
https://future-architect.github.io/articles/20210621a/