株式会社ビットキーとパナソニック株式会社エレクトリックワークス社は
ビットキーが提供するhomehubとパナソニック製集合マンション向けインターホンが連携した、
置き配向けオートック解除機能の提供を開始したようです。

これにより、配達業者は居住者が不在時や宅配ボックスが満杯時でも置き配ができるようになります。
利用者としても、エントランスまで降りて宅配ボックスを確認する手間が省け、
オートロック内部で置き配にて受け取ることができるためセキュリティ面も安心です。

仕組みとしては、居住者がhomehubのメールサービスと連携しておき、
お届け予定メール送信時に、オートロック解除用の組み合わせ番号をシステムで
生成します。
荷物配送時に配達員が組み合わせ番号をエントランスで入力することで、
オートロックを解除することができます。

記事を見た際は、再配達を防ぐための良い取り組みだなと感じました。
マンションによっては、固定用の解除キーを設定していて、
そちらを入力することでオートロックを解除することができますが、
それを知った配達員が悪用する危険性があります。
今回の取り組みであれば、解除キーが一時的なものになり、そのリスクも防ぐことができます。

勿体ないなと感じるのは、せっかく良い仕組みなのに、パナソニック関連のマンションにしか
適用できない点です。
便利な機能なら広めたいという思いもございますし、
再配達防止効果を狙うのであればより多くのマンションで対応できた方が
良いのになと思いました。。

今後はこの事例を基に対応するマンションが増えるのか、
パナソニックが他社マンションに売り込みに行くのか注目していきたいです。

<元記事>
ビットキーとパナソニックがマンション置き配に対する新機能を提供　宅配便の荷物番号を活用し、オートロックを解錠する
https://ecnomikata.com/ecnews/40946/