イオン、英社提携でネットスーパー浮上なるか
GMS(総合スーパー)最大手のイオンは11月29日、
https://toyokeizai.net/articles/-/317296
イギリスのネットスーパー専業のオカドとの業務提携を発表した。
オカドはAIとロボットを駆使した最先端の中央集約型倉庫と精緻な宅配システムを武器に、
イギリスのモリソンズやアメリカのクローガーなど世界中の小売業者と提携している。
イオンは今回、オカドと日本における独占的パートナーシップ契約を結び、
オカドが持つデジタル技術を活用してネットスーパー事業の拡大を目指す。
オカドというイギリスのネットスーパー専業の会社とイオンが独占提携するそうです。
ネットスーパーは各社苦労している感はありますが、
オカドは自身で直接リテールの事業をしながら、
情報システム会社を持っていて、仕組みを外販する
というようなビジネスモデルのようです。
ネットスーパー単体で投資するとシステム関連の投資が重そうですが、
システムを外販することで投資の負担を軽くする仕組みになっており、
オカドとしては自らのシステムを外販することで利益が発生し、
それをさらに投資に回せるよいサイクルに入っていそうなので競争力はありそうです。
将来的には自社物流に移行したいとの考えのようですが、
自社物流でいうと楽天・ヨドバシ・Amazonなど例がありますが、
やはりエリア的に広い範囲をカバーするのは厳しいという状況です。
また、イオンはロードサイドの郊外店が多いために23区内のみ配送というわけにもいかず
配送システムの立ち上げがうまくいくかどうかがポイントになるでしょう。