“ゆっくり配送”のメリットとは? 脱スピード配送によるコスト削減&ストレス軽減

大手小売事業者Amazon、Gap、Targetなどは、迅速な配送が特典になることは理解しつつも、
すべての消費者がそれを必要としているわけではないと認識しています。
 
Macy’s(メイシーズ、2019年度のDigital Commerce360トップ1000社 第5位)とGap(同第28位)は、
サンクスギビングからサイバーマンデーまでの期間(サイバーファイブ)に
配送を遅らせること(ゆっくり配送)を選択した消費者に特典を提供しました。

https://netshop.impress.co.jp/node/7081

ECサイトは年末(クリスマス、年末年始)などに配送が集中することで

一時的に物流の負荷が非常に高くなるといった特徴があると思いますが

配送オプションとしてインセンティブ付きのゆっくり配送が選べるという事例があるそうです。

時期的にセールが開催されている、まとまった時間があるなど理由はさまざまと思われますが、

注文時期が集中することで物流面で追加で人を雇うなどの追加コストが発生していると思われ、

(そもそも人が集まらないとかもあるかもしれません)

配送時期をずらせるのであればインセンティブをつけてもそのほうが安いという判断のようです。

配送自体は高速化をひらすら目指すという流れが続いたのですが、

消費者自体も成熟してきたのか、ケースによっては必ずしもそんなに急がなくてもよい、

という風にある程度の揺り戻しが起こっているということかもしれません。

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