Google Cloud、大容量長期アーカイブ向け「Archive」ストレージを提供開始。1テラバイトあたり1カ月約133円から

今回発表された「Archive」はそれ以上の大容量長期向けのストレージ。これまでテープに記録されていたような用途を代替できると説明されています。
かかる費用は1ギガバイトあたり1カ月0.0012ドル、1テラバイトあたり1か月で1.23ドルから。1ドル110円で換算すると、1テラバイトあたり1カ月約133円から、となります。
耐久性はイレブンナイン(99.999999999%)。オプションのリージョン分散を利用することでさらに可用性をあげることができます。また、すべてのデータは転送時、保存時ともに暗号化されています。
そして大きな特徴は、Archiveを含むすべてのストレージサービスは、ミリ秒でデータにアクセス可能だと説明されています。

https://www.publickey1.jp/blog/20/google_cloudarchive11133.html

GCPのストレージオプションがかなり安くなったようで記事をピックアップしました。

同条件だとAWS比較で桁がひとつ少ないくらいの価格感です。

1テラで100円/月くらいのホスティング料金ということになると、

通常のディスクとの価格差が相当開いてきます。(桁が2つ違う)

アーカイブ用のドライブの価格は年々下がる傾向にあり

AWSのGlacier Deep Archiveでは取り出しに12時間以内の時間がかかりますが、

同じくらいの価格帯での提供、Azureでは1テラで2ドル程度の価格となっており

1テラで1ドル~2ドルというのが相場として形成されつつあります。

通常利用するドライブと、ログやバックアップ用のドライブは分けて運用しないと

コストパフォーマンスが悪くなってしまうように思います。

規模が小さいとアプリケーション的に作りこんでもペイしないという形になるケースも

ありそうですが、今後の方向性としては間違いなくキャッチアップが必要だと思います。

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