Mercari Conference 2020
メルカリは20日、同社初の事業戦略説明会「Mercari Conference 2020」を開催し、出品の拡大やパートナーとの協力体制について発表した。丸井との事業提携により初のリアル店舗「メルカリステーション」を展開するほか、商品投函用の「メルカリポスト」などの出品拡大策に取り組むほか、NTTドコモらとデータ連携を強化し、新たなビジネス創出を目指す。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1236366.html
2/20にメルカリの事業戦略説明会Mercari Conference 2020が初開催されたようです。
オフラインでの場を拡充していく動きが目立ちまして、
ネット発の企業で、特定の何かを売るわけではないにも関わらず
店舗としてオフラインの場を構えていくことは興味深い現象だと思います。
やはり何かアピールする際にWEBに閉じた施策だと届きにくい、
対面のほうが何か分からないことをする際には安心感があるということなのかなと感じます。
また、出品した商品に対して新品のカタログデータを紐づけるという施策については
効率的に売買できますし、新品や中古価格の相場が分かりやすくなる
という点で利用しやすさにつながり地道ながら評価できる施策だと思います。
一方で効率的に出品できる施策を整えることで流通量の増加を狙うという施策は
否定されるものではないものの、負の作用として悪質な出品の増加というのも考えられます。
限定品の転売目的での買い占めはメルカリに関わらず問題になっていますが、
メルカリせどりというキーワードで検索するとたくさんの記事がHITしたり
公式でも特に咎めるようなことがないので、
今後問題になるのではないかという気がします。