NFCタグをWebアプリで読み書きできる「Web NFC」、Chrome 81ベータで実装開始

https://www.publickey1.jp/blog/20/nfcwebweb_nfcchrome_81.html

Googleは現在開発中のChrome 81ベータ版に、
Web NFCの機能を試験的に組み込んだことを明らかにしました。
 
Web NFCは、WebアプリケーションからNFC(Near Field Communication:近距離無線通信規格)
タグの読み書きを行うための仕様および機能です。
NFCに対応したICタグとデバイスを数センチの距離に近づけると非接触で通信ができます。
 
スマートフォンの多くにはすでにNFCリーダー/ライターの機能が備わっているため、
Web NFCの機能を組み込んだWebブラウザを利用することで
アプリケーションからスマートフォンのNFC機能を利用可能です。

ChromeにWebからNFCの読み込みを行う機能が

プレビューで組み込まれたようです。

アプリをインストールしなくてもQRコードやNFCなどからWEB画面を立ち上げて

画面と連動しながらNFCタグと連動して仕掛けを作ったりすることができるようになり

現物を手に取りながらアクションするようなユースケースが想定されます。

NFC系のトピックとしてはiPhoneXS/XRシリーズ以降で

アプリを起動せずにOSレイヤーでNFCタグを読み取れるようになっており、

ユーザーアクションの始発点としての活用が模索されていますが

さらに広がりを見せていく形になりそうです。

NFCはiPhone7以降で搭載ですし、実用性はそこそこあるのではないかという気がしますが

いわゆる格安スマホラインのP20 liteなどにはNFCが組み込まれていないので

シェアのそこそこある売れ筋の端末でも使えないものがあるという点には注意が必要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です