最強ニトリの物流を支える「ホームロジ」が取り組む衝撃の“流通革命”とは。キーマンが全容を語る
33期連続で増収増益、今期(2021年2月期)は34期連続達成をもくろむニトリ。
https://netshop.impress.co.jp/node/7611
好調な全体業績のなかでも際立つのが、600店舗を超える実店舗とネット連動により、
400億円超えに達したEC売上だ。その成長の背景には、
多様化する消費者ニーズに対応するフルフィルメント体制があげられる。
それを担うのがニトリのグループ会社で、物流関連事業を行うホームロジスティクス(ホームロジ)。
ホームロジは自社のリソースを他社にも提供し、
ラストワンマイル配送を支援する外販事業(EC事業者などの物流・配送支援)も行う。
会社全体の事業規模は約800億円。そのうち外販事業売上は約20億円となっている。
ニトリのホームロジの記事が興味深かったのでシェアします。
特に目を引かれる部分が売り上げ20億を越える外販事業です。
物流の外販といえば、amazonやZOZOのようなイメージを想像されるかと思います。
ニトリはその中でもなかなかの売り上げを獲得しており、
外販の成功事例のひとつとして見てよいのではないでしょうか。
やはり大型家具となると搬入にスキルが必要になるので(特に狭い都内の住宅では)
日本の住宅事情などを理解している点は強みであり、
なかなか外資系の企業が真似をしにくいところでしょうか。
個人的な話では、このコロナの騒ぎを受けて家にいる時間が長くなったので在宅勤務用に椅子を買い替えたのですが、
配送はかなりシビアに管理されていて、事前の訪問日程確定⇒一週間前キャンセル不可
当日の配送時間は直前まで分からず、もし受け取れない場合はかなり高額な再配達料金が発生
というかなり厳しいレギュレーションでした。
事前の記入欄も、搬入経路、回数、エレベーターの有無、戸建てかマンションかなど
かなり色々な項目を選択する必要があり、配送精度を高めているようで、
もはやECとして物売る機能よりも、配送高める機能のほうがお金がかかってそうでしたので
大型な商品のECは物を販売するという機能はもはや当然のこととして、
商品の最後のお届けまでのコストコントロールをどこまでできるか、
というところで勝負しているような状況になっていると感じます。