インテリアEC「LOWYA」のベガ、ネット専業からOMOに方向転換する戦略とは?
インテリアEC「LOWYA」のベガ、ネット専業からOMOに方向転換する戦略とは?
https://netshop.impress.co.jp/node/11594
インテリアEC「LOWYA」を手掛けるベガコーポレーションですが、
リアル店の出店を加速する方向だそうで記事をシェアします。
同社では、昨年より「ネット専業D2C企業」から「OMO型D2C企業」に進化することを宣言しており、
リアルでのタッチポイントを拡充していく方針のようです。
2023/4から福岡でリアル店を初めて展開して以降は周辺エリアの受注割合が上昇しているそうで、
認知度の向上などの点で結果が出始めているようです。
今後は東京含め、大都市中心に展開するようです。
単にリアル店舗を展開するというよりは、ファンコミュニティのTHE 608 HOTELの
アフターパーティイベントを打ってみたり、YOUTUBEのLOWYA-BASE、Tiktok内のコンテンツ
(スタッフによるコーディネート対決とかは二桁万再生されている動画などあり、結構再生されている)
各種WEBコンテンツの発信拠点という感じがします。
店で物を売るというより、マーケティングの一環の出店の色が濃いように感じられ、
一般的な店舗を構える企業がOMOやりたいというと、会員・在庫の一元管理とかポイント共通化とか
そういう話になりがちですが、違う文脈でOMOと言っているように思います。
(各々のマーケティング事例としても参考になる)
店舗を構えるということは身軽なネット企業ではいられず、相応の固定費がかかるということですが、
やはりネットだけだと認知が広がらずに売上規模が頭打ちになってしまうという面はあると思いますので、
これをきっかけにビジネスを広げていけるのか、注目のケースかと思います。
参考:https://www.low-ya.com/features/608homeparty