部分最適DXで新たなサイロ化が進む?

■記事引用
部分最適DXで新たなサイロ化が進む? – キーマンズネット
https://www.keyman.or.jp/kn/articles/1909/03/news023.html

●参考
DX国内動向調査結果を発表
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ45464619

IDC Japanは、2019年7月に、国内企業150社を対象としたデジタルトランスフォーメーション(DX)の動向調査結果を発表した。
なお調査は、2018年に引き続き同様の内容で実施した。同社によれば、DXの取り組みは、より現実的な目標や課題解決に向けたものになっている一方、
効果を実感していない企業も多く、DXプロジェクトやシステム間の連携も道半ばであるという。

調査では、DXとビジネスとの連携、推進上の課題、DX実現のIT基盤などを聞いた。DX戦略については
「ビジネスの戦略と強く結びついた長期的なもの」であるとした回答が43.4%と過半数を下回り、
DX戦略とビジネス戦略の間に乖離(かいり)がある企業が多いとIDC Japanは見ている。

DXの国内の動向調査が発表をされていました。
記事の中にもありますが、結局ユーザー企業内において、部門ごとにバラバラにDXを行っていく結果、
サイロ化が逆に進んでしまっているということが指摘されています。

また、アンケートの中でも「現時点ではDXによる売り上げ、利益増加の効果は見えていない」という回答が 非常に多いようで、DXの本来の意味である、
「最新のデジタル技術を駆使して、企業が戦略やプロダクト、業務フローなどを変革させていく」を果たすためにはまだまだ課題も多いようです。

あくまでもデジタルをツールに自社変革を様々なアプローチから考えられる人材が今は たくさんいるようには思えないですが、今後の流れを考えると、こうした柔軟な視点を持った人材のレベルがある程度求められる時代がやってきそうな予感です。

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