Googleが検索エンジンを刷新へ「過去5年間で最大の飛躍
Googleはその祖業の検索エンジンにおいて、新しい言語処理技術「BERT」を導入し検索結果を改善します。
https://japanese.engadget.com/2019/10/28/google-5/
BERT導入は同社いわく「過去5年間で最大の飛躍を実現し、検索の歴史で最大の飛躍を遂げる」改良となるもので、
まずは英語版のGoogle検索から導入し、他言語へも展開していく計画です。
「BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)」は機械学習ベースの新しい言語処理モデル。
これまでの検索エンジンが苦手としていた「文脈にそった言葉の解釈」をより高精度に行うものとされています。
GoogleはBERTの学習モデルを2018年にオープンソースとして発表しています。
Googleの検索エンジンが久しぶりの超大型UPDATEが予定されているそうで、
英語版から導入とのことですが、日本にも展開されることが予想されます。
今回のUPDATEでは文脈に沿って言葉の解釈をより高精度に行うということで、
おそらくNestHub(旧GoogleHome)やスマホで収集した音声入力の情報などから
検索する際に、話し言葉で検索する機会が増えているので
それに向けて対応していくということではないでしょうか。
Google検索の結果は近年かなりSEOが研究されて
内容はともかく狙ったキーワードで上位に表示させることが
再現率高くできるようになっていた状況かと思います。
その結果例えば、「渋谷 ランチ」などで検索すると非常にたくさんの情報がHitするものの
何かをコピーしたような質の低い記事が大量にHitするといったことが多く、
欲しい情報がないことが多くなり、若い子はあまりGoogle検索を利用しないといった
ネット記事なども見るようになっていました。
参考:https://ppc-master.jp/labo/2019/01/sns_retrieval.html
より精度が高くなるとまた、シェアが拡大していくのかもしれません。