BigQueryでマテリアライズドビューが提供開始、プレビューとして。複雑なクエリをより高速に実行可能
Google Cloudのデータウエアハウス向けデータベースであるBigQueryに
https://www.publickey1.jp/blog/20/bigquery_2.html
「マテリアライズドビュー」機能がプレリリース版として追加されました。
一般にリレーショナルデータベースにおける「ビュー」とは、
仮想的なテーブルのようなものとされます。これによって、
BIツールを使ってデータベースへ検索を実行する際などに、
複雑なテーブル構成を隠蔽して分かりやすい構成のビューだけを見せたり、
特定のユーザーにアクセスを許すビューだけを見せる、といったことが可能になります。
BigQueryにマテリアライズドビューが実装されるそうで、
複雑な集計表に対してのクエリーがかなり早くできるのではないかと思われます。
また都度最新化する必要がないので、定期的にスケジュールを立てて更新しているような
ものがあれば、かなり楽に運用できると思われます。
BigQueryはクエリ単位の課金ですので、
実行した各クエリで処理されたデータの量に基づいて計算されますが、
設計をミスすると課金がとても膨らむ特徴があります。
これはマテリアライズドビューにした場合でも表の更新があることは
クエリーを投げることと同じ意味を持つようなので
設計はかなり注意して行う必要があると思います。