KDDI、「UQモバイル」事業を統合auのサブブランドに
KDDIは、格安スマホの「UQモバイル」事業を統合します。10月1日より、
https://japanese.engadget.com/10%E6%9C%881%E6%97%A5%E3%82%88%E3%82%8A-063619168.html
子会社のUQコミュニケーションズが手掛けるUQ モバイル事業を会社分割により継承します。
UQモバイルがKDDIに事業統合になるそうで、
ソフトバンクがワイモバイルを提供するのと同じようなスキームで
サブブランドとして展開することになったようです。
となると、おそらくAuもサブブランド主体で展開する端末はお安めの端末で
通信容量の比較的少ないプランを中心に、という形になるのだと思われます。
このあたりは総務省の端末の値引き指導などを経て、
通信料を端末の値引きに転嫁することが難しくなっていることから、
フルラインナップである程度の月額料金でサービス提供するのか
窓口サービス含めて簡素化してサービスの価格を下げるのかというのを
1つのブランドでやりきれなくなってきたという変化ではないかと思います。
またUQmobileはMVNOの展開で一時期通信料金を下げる手立てとしてMVNOが
総務省からプッシュされていた流れから今に至っていると思いますが、
大手キャリアの接続手数料が不透明で利益を圧迫されたりといった感じで
なかなかビジネスとしてうまくいっているケースが少ないようで、
このあたりも影響としてあるのかもしれません。
どうも総務省よりもキャリア3社の方が一枚上手の印象です。
サブブランドを持っていないドコモはNTTグループにおいては
NTTコミュニケーションがMVNOでサービスを展開していますが、
価格に敏感なユーザーはドコモを使ってないだろうという気もするので
(単価も下がりますし)あえて展開しないのだろうなと感じます。