手数料無料の「ことら送金」が1周年　293金融機関に拡大、累計送金額1330億円

10万円以下の少額送金が原則無料で行える「ことら送金」ですが、
2022年10月11日に始まりました。約1年前ですね。
このときは対応する銀行が20行でしたが、1年で対応金融機関が293、累計送金金額が
1,330億円を超えて、順調に拡大を続けたようです。
記事によると今後も、対応金融気期間・資金移動業者を追加・拡大予定で、
多頻度小口決済の利便性向上と相互運用性の実現に取り組むとしています。

利用者からは手数料を徴収せず、送金元と送金先の金融機関から若干の
手数料を徴収する仕組みです。
一見金融機関からすると、銀行振込で得られる手数料を失う可能性がありますが、
顧客接点を増やす、減らさないといったところから加入に前向きな傾向があるようです。

現在10万円以下の制約があることから個人間でのやり取りが想定されます。
閾値を定めている理由としては、リスク管理のリソースが増大するためとのことです。
今後も実績を残し続けることにより、リスクが軽減し、閾値を広げるといった
動きも出てくるかもしれませんね。

<元記事>
手数料無料の「ことら送金」が1周年　293金融機関に拡大、累計送金額1330億円
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1538473.html