万引は防げるか? セルフレジの発展系「Scan&Go」が伸び悩むワケ

ITmediaビジネスOnlineでScan & Goについての記事が掲載されていたので、
紹介したいと思います。
記事の内容は、Scan & Goの普及が世界でも日本でも伸び悩んでいるというものです。
世界最大手の小売業、Walmartでは導入と廃止を2度繰り返しております。
1度目は処理速度、店内通信電波の問題で、2度目は万引きが原因でした。
万引きはひどいもので、「100品買った人が40品しかスキャンしていない」などが
あったようです。
現在Walmartは有料会員の「Walmart+」会員限定で3回目の挑戦をしているようです。
やはり海外では万引きやスキャン漏れがネックになり、なかなか
普及しないようですね。
有料会員限定にすることで、有料会員を増やすことができれば良いのでしょうが、
なかなかうまくは行かないと思います。
結果利用率が伸び悩み、顧客情報も一部のユーザーしかとれない可能性が
高いです。

日本ではスマホで商品スキャンし、セルフレジ端末にデータを流して
支払いを完了するスタイルが主流のようです。
スマホアプリで決済まで完結するのは「Scan & Go Ignica」など
少数派と書いています。ただこちらは現金が使用できないので利用率が
上がらないという記事では説明しています。
イオンのレジゴーもスマホアプリ版をリリースされちますが、
アプリストアでの評価は今一つのようです。
むしろレジゴーに関しては専用タブレットとスマホが売り場の入り口で
貸し出されているケースは、評判が上々だったようです。

海外では万引きが原因、日本では自分のスマホにアプリを入れる、現金が使えない
といったことがハードルになるようです。
海外では防犯対策が進めば良くなるのかもしれませんが、
対策費用やそれにかかる開発の労力を考えるとなかなか厳しいのかもしれません。

<元記事>
万引は防げるか? セルフレジの発展系「Scan&Go」が伸び悩むワケ
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2403/05/news011.html

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